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07月05日-04号

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  1. 福井市議会 2002-07-05
    07月05日-04号


    取得元: 福井市議会公式サイト
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    平成14年 6月定例会               福井市議会会議録 第4号           平成14年7月5日(金曜日)午後1時55分開議〇議事日程 日程 1 会議録署名議員の指名 日程 2 第32号議案ないし第41号議案,第1号報告ないし第4号報告,請願第18号 日程 3 市会案第49号 福井市議会議員政治倫理条例の制定について 日程 4 議員の派遣について 日程 5 人権擁護委員候補者の推薦について 日程 6 県都活性化対策特別委員会委員の選任について 日程 7 環境対策特別委員会委員の選任について 日程 8 市有財産対策特別委員会委員の選任について 日程 9 市町村合併対策特別委員会の設置並びに付託について 日程10 市町村合併対策特別委員会委員の選任について 日程11 福井地区消防組合議会議員の選挙について 日程12 福井坂井地区広域市町村圏事務組合議会議員の選任について 日程13 各常任委員会の閉会中の所管事務調査について 日程14 議会運営委員会の閉会中の継続審査について 日程15 市会案第50号 食料・農業・農村政策に関する意見書について 日程16 市会案第51号 道路財源の確保に関する意見書について──────────────────────〇出席議員(35名) 1番 見谷喜代三君   2番 畑  孝幸君 3番 稲木 義幸君   4番 川井 憲二君 5番 皆川 信正君   6番 松山 俊弘君 7番 石川 道広君   8番 吉田 琴一君 9番 小林荘一郎君   10番 山口 清盛君 11番 木村 市助君   13番 宮崎 弥麿君 14番 早川 朱美君   15番 谷口 健次君 16番 田中 繁利君   17番 栗田 政次君 18番 近藤 高昭君   19番 皆川 修一君 20番 加藤 貞信君   21番 松宮 秀彦君 22番 谷口 忠応君   23番 宮崎 利道君 24番 浦井美惠子君   25番 西村 公子君 26番 松井乙右衛門君  27番 中谷 輝雄君 28番 高橋省一郎君   29番 田辺 義輝君 30番 中谷 勝治君   31番 若山 樹義君 32番 山崎 謙二君   33番 西村 高治君 34番 山田 俊臣君   35番 伊東 敏宏君 36番 成瀬 亮一君──────────────────────〇欠席議員(0名)──────────────────────〇事務局出席職員 議会事務局長      吉 村 邦 栄 議会事務局次長     衣目川 一 郎 庶務課長        松 北 俊 彦 議事調査課長      竹 内 正 己 議事調査課専門官    小 川 眞一郎 議事調査課主任     奥 田 芳 文 議事調査課主幹     細 田 貴 晴 議事調査課副主幹    有 田 康 弘 議事調査課副主幹    南   裕 之 議事調査課主査     廣 瀬 峰 雄──────────────────────〇説明のため出席した者 市長         酒 井 哲 夫 君 副市長        奈 良 一 機 君 収入役        堀 江 廣 海 君 企業管理者      桑 野 正 暁 君 教育長        渡 辺 本 爾 君 企画政策部長     澤 井 照 男 君 総務部長       三 上 正 之 君 財政部長       西 端   巖 君 市民生活部長     酒 井 道 治 君 福祉保健部長     麋 山 昭 然 君 商工労働部長     大 村 順 一 君 農林水産部長     嶋 田   榮 君 都市政策部長     矢 野 憲 一 君 建設部長       児 玉   忠 君 下水道部長      伊 藤 隆 允 君 企業局長       藤 田 由紀男 君 教育部長       櫻 井 邦 雄 君 工事検査室長     笠 嶋 主 宏 君────────────────────── ○議長(皆川修一君) 出席議員が定足数に達しておりますので,議会は成立いたしました。 よって,これより会議を開きます。────────────────────── ○議長(皆川修一君) それでは日程1 会議録署名議員の指名を行います。 本日の会議録署名議員は,会議規則第81条の規定により,31番 若山樹義君,33番 西村高治君の御両名を指名いたします。────────────────────── ○議長(皆川修一君) 次に日程2 第32号議案ないし第41号議案,第1号報告ないし第4号報告,請願第18号,以上15件を一括議題といたします。 以上の各案件につきましては,去る6月18日の本会議において各常任委員会議会運営委員会及び予算特別委員会に付託され,それぞれ審査が終了した旨,報告を受けましたので,これより審査の順序に従い,結果の報告を求めます。 〔各委員会審査結果報告書は本号末尾参照〕 総務委員長 24番 浦井美惠子君。 (24番 浦井美惠子君 登壇) ◆24番(浦井美惠子君) 去る6月18日の本会議において総務委員会に付託されました案件と,予算特別委員会から調査依頼を受けました案件を審査するため,6月26日に委員会を開催いたしましたので,その結果を御報告申し上げます。 付託されました案件は,議案1件,報告3件であり,第38号議案は原案どおり可決し,第1号報告は報告どおり承認いたしました。第2号報告及び第3号報告については,承認を得られませんでした。 また調査依頼を受けました案件は議案1件であり,予算特別委員会でさらに慎重に審査を要する旨を報告することに決しました。 以下,審査の過程で論議されました主な事項について申し上げます。 第2号報告 専決処分の承認を求めることについて(福井市市税賦課徴収条例の一部改正)に関して委員から,景気低迷が続き,国民は厳しい生活を強いられている中,個人住民税非課税限度額を引き上げることは当然のことと考えるが,土地,建物等の長期譲渡所得に対する税率の改正については,課税長期譲渡所得金額が8,000万円を超える部分の税率軽減であり,国の改正によるものの,もっと低所得者層を配慮した改正にすべきであるとの意見があり,挙手採決の結果,賛成少数で第2号報告は承認を得られませんでした。 また第3号報告 専決処分の承認を求めることについて(平成13年度福井市一般会計補正予算)に関して委員から,今回の補正の主なものとして財政調整基金に9億円,また減債基金に2億円の積み立てをしているが,厳しい経済情勢のもと,市民の要望が非常に実現されにくい状況となっている今こそ,市民と特に密接である福祉・教育行政面等に予算を割り振るべきであるとの意見があり,挙手採決の結果,賛成少数で第3号報告は承認を得られませんでした。 また予算特別委員会からの調査依頼案件であります第32号議案 平成14年度福井市一般会計補正予算総務費に関して委員から,福井駅西口中央地区開発予備調査事業調査内容と今後の手順について問いがあり,理事者から,福井駅周辺は福井市中心市街地活性化基本計画等において県都福井市の顔として位置づけられており,とりわけ当地区は,中央1丁目の商業集積地と直結する重要な役割を担うことが期待されているため,昨年の県都問題懇談会の合意を受けて策定した当地区の再開発に向けた基本構想に基づき,事業化の可能性を調査するもので,施設の立地可能性のほか,土地の利用とその地区の整備方針を調査し,27名の地権者の意向調査も行う中でいろいろと具体化し,次の基本計画に進むために必要であるとの答弁があり,またさらに各委員から,基本構想の文面では,再開発手法を前提としたものと受けとめられかねないが,再開発すべきかどうかの議論もされないままに進められることは納得できず,その目的を絞るための調査も必要であることは理解できるものの,生活創庫跡地利用計画等の具体的な方向性が見えず,何のための調査か疑問であるとの意見がありました。 以上が当委員会での審査の結果並びに審査経過の概要でございます。 議員各位の御賛同をお願い申し上げ,報告を終わります。 ○議長(皆川修一君) 次に建設委員長 5番 皆川信正君。 (5番 皆川信正君 登壇) ◆5番(皆川信正君) 去る6月18日の本会議において建設委員会に付託されました案件及び予算特別委員会から調査依頼を受けました案件を審査するため,6月26日に委員会を開催いたしましたので,その結果について御報告申し上げます。 付託されました案件は議案2件であり,いずれも原案どおり可決いたしました。 また調査依頼を受けました案件は議案4件であり,いずれも原案は適当であると報告することに決しました。 以下,審査の過程で論議されました主な事項について申し上げます。 第32号議案 平成14年度福井市一般会計補正予算道路橋りょう費に関して委員から,歩道のバリアフリー化を毎年実施しているが,全体計画を策定した上で,それに基づいて順次実施しているのかとの問いがあり,理事者から,福井市では平成23年度完了を目標とした計画に基づき,歩道のバリアフリー化を進めている。計画では,市内の人口集中地区を27のブロックに分け,駅,病院等の拠点施設状況道路規格等によりA,B,Cのランク付けを行っており,これによる優先順位に従って年次計画を組み,順次実施しているとの答弁がありました。 これに対して委員から,計画されている具体的な箇所を住民に示した上で,それぞれ地域住民の意向をくみ上げ,事業に反映させるべきとの意見がありました。 また河川水路費に関して委員から,水と緑のネットワーク整備事業は福井市にとって重要な事業だと思われるが,6年を経た現在もほとんど進捗しておらず,力を入れて取り組む姿勢が見られない。もっとスピードアップを図る方策はないのかとの問いがあり,理事者から,当事業は,街づくりに潤いをもたらすという意味で福井市の街づくりに欠かせないものと考えている。これまで水利権等の問題で関係機関との調整に時間がかかり,事業の進捗がおくれていたが,年内には問題が解決する見込みであり,今後国や県へ働きかけも強化して事業促進に努めていきたいとの答弁がありました。 さらに都市計画費に関して委員から,総合運動公園整備事業については,財政健全化計画により当初計画を見直し,事業費を縮減することとなっているが,変更計画が決定していない状況で事業を進行させることは危険である。十分に検討を加えた上で,変更計画を早急に策定し,それに基づいて事業を実施していくべきとの意見がありました。 以上が当委員会での審査の結果並びに審査経過の概要でございます。 議員各位の御賛同をお願い申し上げ,報告を終わります。 ○議長(皆川修一君) 次に経済企業委員長 1番 見谷喜代三君。 (1番 見谷喜代三君 登壇) ◆1番(見谷喜代三君) 去る6月18日の本会議において経済企業委員会に付託されました案件及び予算特別委員会から調査依頼を受けました案件を審査するため,6月27日に委員会を開催いたしましたので,その結果について御報告申し上げます。 付託されました案件は,議案1件,報告1件であり,議案は原案どおり可決し,報告は報告どおり承認いたしました。 また調査依頼を受けました案件は議案3件であり,いずれも原案は適当であると報告することに決しました。 以下,審査の過程で論議されました主な事項について申し上げます。 予算特別委員会からの調査案件である第32号議案 平成14年度福井市一般会計補正予算地域産業振興事業に関して委員から,来年に日本青年会議所全国大会が本市で開催され,1万3,000人程度の参加者が見込まれるとのことだが,その宿泊等を含めた対応はどうするのかとの問いがあり,理事者から,市内の宿泊施設では5,000人が限度であり,不足分は鯖江市,芦原温泉,あるいは加賀温泉までを考えているとの答弁がありました。 これに関し委員から,本市を全国へアピールする絶好のチャンスととらえ,市内の一般家庭を利用するホームステイなど,市民との交流の場を図っていくべきとの意見がありました。 次に中心市街地商業活性化事業に関して委員から,まちなか文化施設と県の地下駐車場との間に連絡路をつくるべきではないかとの問いがあり,理事者から,隣接する建物の地下構造が木杭のため基盤が弱く,地下2階部分に相当する県の地下駐車場と連絡路をつくるとなれば,隣接する建物が傾いたりすることを防ぐための基盤工事が必要となり,困難であるとの答弁がありました。 これに関し委員から,従来型の発想からではなく,文化施設の1階部分に賑わいや明るさを創出させるよう工夫を凝らし,利用しやすく,おもしろい建物ができたと言えるように,大胆な発想のもとで積極的に取り組んでほしいとの要望がありました。 次に園芸振興対策事業に関して委員から,金福スイカは種がないことから,増殖は難しいと聞いているが,開発されてから4年目に入り,今後生産拡大に向け,どのように取り組んでいくかとの問いがあり,理事者から,現在は春作で2,000個程度の収穫ができるようになった。今後は,園芸センターでの苗の増殖は労力や施設の面で限界があるので,産地である白方地区の生産組織の協力を得ながら,親株を保存し,苗の増殖と本格的な生産拡大に努めていきたい。さらにインターネットを通じ,全国へ広くPRしていきたいとの答弁がありました。 以上が当委員会での審査結果並びに審査経過の概要でございます。 議員各位の御賛同をお願いを申し上げ,報告を終わります。 ○議長(皆川修一君) 次に教育民生委員長 2番 畑孝幸君。 (2番 畑孝幸君 登壇) ◆2番(畑孝幸君) 教育民生委員会予算特別委員会から調査依頼されました案件を審査するため,6月27日に委員会を開催いたしましたので,その結果を御報告申し上げます。 調査依頼を受けました案件は議案1件であり,原案は適当であると報告することに決しました。 以下,審査の過程で論議されました主な事項について申し上げます。 調査依頼を受けました第32号議案 平成14年度福井市一般会計補正予算第8款土木費に関して委員から,新鉄道会社設立に伴う京福側との資産譲渡交渉において,当初発表された県の試算額と聞き及んでいる最近の京福の主張額には大きな開きがあるらしいが,どのような状況かとの問いがあり,理事者から,現在京福側から試算の明細が提出された段階であり,具体的な金額は提示されていない。京福側との交渉に当たっては,県の試算額からはみ出すことはないと考えており,その額をもとに交渉に臨みたいとの答弁がありました。 それに関して委員から,県に対する福井市の要望である資産譲渡費用を削減し,沿線市町村の負担を軽くすること,高架で福井駅まで乗り入れることについて積極的に取り組むようにとの条件が出されました。 また委員から,中心市街地の整備に伴う現在の交通渋滞の原因は,総合的な交通計画がいまだ策定されていないことや,組織横断的なプロジェクトがないことに原因があると考えられるが,その対策についてどのように考えているのかとの問いがあり,理事者から,対応がおくれたが,県及び警察を含めた組織横断的な協議の場を設置したので,今後連携を強化して対応していきたいとの答弁がありました。 それに関して委員から,福井市及び市民にとっては緊急かつ重大な問題であるため,早急に対応するようにとの要望がありました。 以上が当委員会での審査の結果並びに審査経過の概要でございます。 議員各位の御賛同をお願い申し上げ,報告を終わります。 ○議長(皆川修一君) 次に予算特別委員長 17番 栗田政次君。 (17番 栗田政次君 登壇) ◆17番(栗田政次君) 去る6月18日の本会議におきまして予算特別委員会に付託されました議案6件及び市政上の重要案件を審査するため,7月1日,2日の2日間,委員会を開催いたしましたので,その結果を御報告申し上げます。 付託されました議案6件は,付託後,議長を通じそれぞれ所管の各常任委員会に調査を依頼し,その調査結果の報告を受けて審査を行い,挙手採決の結果,賛成多数でいずれも原案どおり可決いたしました。 なお第34号議案,第35号議案及び第37号議案は,全会一致で可決いたしました。 また市政上の重要案件についても活発で真剣な論議が交わされ,継続審査と決定いたしました。 なお総括質疑に先立ち,理事者から,第32号議案 平成14年度福井市一般会計補正予算中,福井駅西口中央地区開発予備調査事業について再度詳細な説明がありました。 以下,審査の過程で論議されました主な事項について申し上げます。 まず市町村合併について委員から,合併に対する市の基本的な考え方と今後のスケジュールについて問いがあり,理事者から,合併に対する選択肢としては,一つ目に,広域合併の推進により将来の人口を30万人,40万人,あるいはそれ以上を目指す方向,二つ目に,生活圏に見合った交流圏型合併を目指す方向,三つ目には,合併はしないという方向が考えられるが,現状では広域合併交流圏型合併をあわせた考え方を持っている。今後のスケジュールとしては,合併特例法の期限である平成17年3月を見据え,早急に(仮称)合併協議準備会を立ち上げて事務的な協議を行った後,本年9月ごろには任意の合併協議会を,さらに平成15年3月ごろに議会の議決を経て法定協議会を設置し,合併の是非も含めたあらゆる事項について協議を重ねることとし,これらが順調に推移すれば,平成16年9月議会で合併の議決を得る見込みであるとの答弁がありました。 また委員から,合併によるスケールメリット合併特例法によるさまざまな国等の支援策ばかりが取りざたされているが,一方では,合併後の特例債償還のため,積立金の切り崩しを余儀なくされるなど,財政面での弊害が生じている事例も全国には見受けられるため,合併の枠組みづくりに当たっては,合併先の自治体の財政状況についても緻密に分析すべきであるとの意見がありました。 次に京福線問題に関して委員から,今議会に計上された第三セクターによる新会社設立のための負担金及び出資金の支出に係る補正予算については,資産譲渡を初めとする京福電鉄との交渉内容や運転再開のスケジュールが不透明かつ流動的であることから,安易な予算執行はすべきではなく,今後の交渉に当たっては,その内容を逐次議会に報告すべきとの強い意見がありました。 また委員から,本年5月の沿線首長会議で三セク会社への負担割合が決定したが,景気低迷が続き,非常に厳しい状況にある中,民間会社からの出資金は確保できるのかとの問いがあり,理事者から,新会社設立までには民間出資金の半分程度が集まる見通しであり,残りの半分については,増資という形で対応していきたいとの答弁がありました。 さらに委員から,電車の利用促進策については,沿線9市町村での検討結果を踏まえ,全庁的に取り組んでいくとのことだが,貴重な市民の税金を使うということを念頭に置いて,慎重かつ真剣にその対策に努めるべきであり,同じ納税者である沿線以外の住民の感情にも意を配し,とりわけバス路線が廃止されたようないわゆる公共交通空白地帯については,早急に改善してほしいとの強い要望がありました。 次に公立保育園の民間移譲問題に関して委員から,行政改革を推進している中,民間移譲問題は避けて通ることができない課題と考えるが,今後どのように対応していくかとの問いがあり,理事者から,保育園は,高度成長期市民ニーズにこたえるために先導的に設置してきたところであるが,現在少子化時代を背景に保育士の採用も控えている状況である。今後,民間移譲の推進に当たっては,地域住民はもとより,市民の理解と協力を得ながら慎重に対応しなければならない問題であると考えているとの答弁がありました。 次に企業局庁舎の耐震問題に関して委員から,災害時のライフラインの拠点施設として位置づけている企業局庁舎の耐震診断の経費が補正予算案に計上されていないが,今後の計画はどのようになっているのかとの問いがあり,理事者から,現在の庁舎の補修や補強では耐震面での抜本的な解決策にはならないと判断されることから,庁舎の移転,新築や,現有する市施設の有効利用,あるいは民間の空きビルの利用なども考えており,本年度中には方向づけをしていきたいとの答弁がありました。 次にNPOの支援策に関して委員から,第五次福井市総合計画の中でもNPOは福井の街づくりのための協働パートナーとして位置づけられており,本年4月には庁内に担当室を設置したが,今後のNPOへの人材育成や経済的な面での支援策についてどのように考えているかとの問いがあり,理事者から,公平,平等を原則とする行政の活動には限界があり,NPOなどの団体と協働することによって特色ある街づくりができるものと考えている。また人材不足への対応については,行政が研修会やセミナーを開催することにより,NPOにとって有用な人材の育成を図り,経済的支援については,NPOは,本来自発的な団体であるから,運営費の支援は考えていない。しかし行政と協働する中での必要な経費については支援をしていきたいとの答弁がありました。 次に底喰川の改修に関して委員から,改修が進まないために,依然として降雨時に浸水しやすい箇所が見受けられるが,今後の改修計画について見通しはどうかとの問いがあり,理事者から,底喰川については,過去数次にわたって改修を行っており,現在進めている改修は昭和54年度にスタートした事業である。財政上の問題などにより,総事業費約240億円のうち,現在までに約120億円,率にして50%の執行にとどまっているのが現状である。このままのペースで推移すると,完了までにあと20年かかることになるため,計画の早期完了に向け,国や県に強く要望していくとともに,県,市及び地元関係者で(仮称)底喰川中上流域対策協議会を設置し,暫定的な工事手法や調整池の設置など,当面の浸水対策を考えていきたいとの答弁がありました。 次に中央卸売市場に関して委員から,道路網の整備や輸送機器の発達などにより流通体系が多様化し,市場の取扱数量,取扱金額が減少している中で,市場内LAN整備事業として1億5,000万円を補正予算に計上しているが,どのようなメリットがあるかとの問いがあり,理事者から,事務事業の効率化による経費の節減及び生鮮食料品地場産品情報インターネットを通じた即時提供が可能になる。こうした情報機能の強化が市場の信頼性を高め,活性化につながるものと考えているとの答弁がありました。 さらに委員から,朝だけでなく,午後も市を開くいわゆる二番市を積極的に開催して売り上げの向上を図ってほしいとの要望がありました。 次に教育問題に関して委員から,農業は,治水や利水のみならず環境面にも多面的な役割を果たしている。これらの重要性を次代を担う子供たちに知ってもらうため,食品あるいは農業についての食農教育を小・中学校の教育に組み入れていく必要があるのではないかとの問いがあり,理事者から,今の子供は飽食の時代の中で育てられていることから,食べ物に対する教育が必要であると考えている。学校教育の中でも食生活の見直しなどを重視しており,総合の学習や,小学校を中心に取り組んでいる学校田などの農業体験と教科学習で得た知識とを合わせて,農業に対する生きた知識を育むように努めているとの答弁がありました。 次に区画整理事業に関して委員から,新九頭竜橋建設推進に向け,取りつけ道路としての福井・森田道路の整備や,森田・市場周辺区画整理事業を積極的に推進することが中期行財政計画に明記されている。福井・森田道路は,本市と坂井郡を結ぶ重要な幹線道路であり,その整備は交通渋滞の解消や坂井郡との合併を視野に入れると,さらに重要性を増すと思われるが,これらに関連して,以前から要望のある寺前地区面的整備についてどのように考えているのかとの問いがあり,理事者から,区画整理,河川改修,新幹線用地問題などが相互に密接に関連していることから,これらを総合的に勘案しながら,できる限り早期に方向性を示したいとの答弁がありました。 以上が当委員会での審査の結果並びに審査経過の概要でありますが,当委員会は,今後とも継続して市政上の重要案件に関する審査及び調査を行ってまいりたいと存じますので,議員各位の御賛同をお願い申し上げ,報告を終わります。 ○議長(皆川修一君) 次に議会運営委員長 16番 田中繁利君。 (16番 田中繁利君 登壇) ◆16番(田中繁利君) 去る6月18日の本会議において議会運営委員会に付託されました請願1件を審査するため,3日に議会運営委員会を開催いたしましたので,その結果を御報告いたします。 請願第18号 有事法制関連3法案に反対する意見書の採択を求める請願につきましては,国会での動向も見きわめ,今後も慎重に審査する必要があるとして,継続審査と決定いたしました。 その他,意見書提出を求める要望2件を審査した結果,住民基本台帳ネットワークシステムに関する施行延期を求める決議案等採択要望につきましては,8月5日施行が決定している住民基本台帳ネットワークシステムの延期は不可能ということから不採択,一方,食料・農業・農村政策に関する意見書につきましては,願意妥当と認め,市会案として提出することに決定いたしました。 さらに改革21から,本市においては高規格道路から市道に至るまで道路整備はまだ進んでおらず,今後もその整備を着実に推進していく必要があるとして提案がありました道路財源の確保に関する意見書についても,市会案として提出することに決定いたしましたので,あわせて御協力をお願いいたします。 以上が当委員会での審査結果及び審査経過の概要でございます。 議員各位の御賛同をお願い申し上げまして,報告を終わります。 ○議長(皆川修一君) 以上をもちまして各常任委員会議会運営委員会及び予算特別委員会の審査報告は全部終了いたしました。 ただいまの各委員長報告に対して,一括質疑を許可いたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 御質疑なしと認めます。よって,質疑を終結いたします。 ここでお諮りいたします。 第34号議案,第35号議案,第37号議案ないし第41号議案,第1号報告及び第4号報告,請願第18号については,討論の通告がございませんので,直ちに採決いたしたいと存じますが,これに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 それでは採決いたします。 以上の各案件を委員長報告のとおり可決,承認,継続審議とすることに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。よって,そのように決しました。 それでは第32号議案,第33号議案,第36号議案,第2号報告及び第3号報告について討論の通告がありましたので,許可いたします。 33番 西村高治君。 (33番 西村高治君 登壇) ◆33番(西村高治君) 私は,日本共産党議員団を代表して,ただいま討論の対象となっております第32号議案 平成14年度福井市一般会計補正予算,第33号議案,同じく宅地造成特別会計補正予算,第36号議案,同じく福井駅周辺整備特別会計補正予算,以上3件の補正予算について及び第2号報告 福井市市税賦課徴収条例の一部改正と第3号報告 平成13年度一般会計補正予算の2件の専決処分の承認について,いずれも反対の立場から討論を行います。 まず今年度の補正予算についてですが,この補正予算には,麻生津小学校,旭小学校の老朽校舎改修費3億円,また至民中学校の移転敷地造成費2億円,さらに円山校区の児童館建設費4,800万円,また特別養護老人ホーム3カ所,合わせて60床の増床の増設費への補助金5,946万円,さらに歩道整備・バリアフリー化に3億4,400万円,京福線存続・新会社設立経費9,016万円,その他商店街振興,離職者緊急雇用対策など,これまで我が党議員団が要求してきたものや,また市民の切実な要望であったものが予算化されており,これらについては評価をいたすものであります。 また環境対策特別委員会で私が指摘した,公共施設にも太陽光発電設備を設置することについて,今回の補正で円山校区の児童館建設に当たり,太陽光発電設備設置費500万円の予算をつけたことについても,大いに歓迎いたすものであります。 しかし,今回の補正予算全体としては,こうした取り組みはまだまだ十分とは言えません。まず第1に,老朽校舎の改修,耐震補強工事についても,残された対象の校舎数からいえば,少なくとも今回の三,四倍のテンポで進めることが求められております。保育園の老朽園舎の改築にいたしましても,今回の補正では組み込まれておりません。3年間の中期計画で棗保育園が1カ所上がっているだけであります。 市営住宅建設につきましては,現在福団地で1棟26戸が建設中でありますが,建設常任委員会では,私の質問に対し,市の住宅建設マスタープランの目標は達成されていないことを理事者も認めました。市営住宅建設については,市民のニーズも多く,毎年50戸ぐらいは進めるような積極的な対策が今日必要であります。今回の補正で新たな計画を策定する予算が850万円出ておりますが,計画もさることながら,それを確実に実行する姿勢が強く求められているわけであります。 第2に,大型公共事業,開発事業についてであります。福井駅周辺整備,再開発事業等で約40億5,000万円,また市場周辺,森田北東部等の大規模区画整理事業に12億3,000万円,総合運動公園建設に1億3,000万円などなど,大型公共事業に今回の補正で53億円を投入することになっております。これらの事業費は,今回の実質補正額の44.4%にもなっているわけであります。依然として大型公共事業に偏重した予算になっております。学校や保育園,その他の改築費,市営住宅建設費を圧迫する大きな要因にもなっているわけであります。 また特に再開発事業,区画整理事業は,現在の深刻な経済状況の中で,全国各地で思うように進んでおらず,破綻をいたしており,理事者も事業の成功に見通しを持っていない,見通しが持てないのが現状ではないですか。事業計画の再検討,見直しをすべきであります。福井駅西口中央地区の開発について,予備調査費700万円が計上されておりますが,大規模な再開発事業を前提とした調査には到底賛成できません。市財政に大きな欠損を与えることになることを強く指摘しておきます。 次に市税賦課徴収条例の一部改正については,個人市民税に関して,土地等の譲渡益課税について,これは平成16年度からでありますが,課税長期譲渡所得金額8,000万円を超える部分に係る市民税を引き下げるもので,大規模土地所有者あるいは高額所得者の負担軽減を図る税制の改正には賛成できません。 次に平成13年度の一般会計補正予算についてでありますが,今回13年度の黒字分の中から財政調整基金に9億円,減債基金に2億円それぞれ積み立てるもので,その結果,財政調整基金は24億6,000万円,減債基金は10億3,000万円にもなりました。基金の積み立てはある程度は必要でありますが,10年度から取り組んでおります財政健全化計画で市民の切望する福祉や教育の予算,あるいは事業は削減され,犠牲になっている中で,基金積み立てだけは計画を大きく上回る金額をどんどんためていくのは納得できません。これらはもともと市民のために使うべきお金であります。全国の多くの自治体でやっています介護保険料や利用料の市民のための減免制度など,このお金の一部を回せばすぐにでも実現できるではありませんか。市の考えでは,将来の大型事業の財源になる可能性が高いわけで,こうした基金への安易な積み立てには賛成できません。 以上で日本共産党議員団を代表しての反対討論を終わります。 ○議長(皆川修一君) 以上で討論を終結いたします。 それでは採決いたします。 第32号議案,第33号議案及び第36号議案について原案どおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 (賛成者起立) 起立多数であります。よって,そのように決しました。 次に第2号報告及び第3号報告についてお諮りいたします。 以上の各案件を承認することに賛成の諸君の起立を求めます。 (賛成者起立) 起立多数であります。よって,そのように決しました。────────────────────── ○議長(皆川修一君) 次に日程3 市会案第49号 福井市議会議員政治倫理条例の制定についてを議題といたします。 ここでお諮りいたします。 提出者の説明は会議規則第37条第2項の規定により省略いたしたいと存じますが,これに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。よって,そのように決定いたしました。 ただいま議題となっております市会案第49号については,会議規則第37条第2項の規定により,委員会付託を省略し,直ちに採決したいと存じますが,これに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。よって,そのように決定いたしました。 それでは採決いたします。 市会案第49号は,原案のとおり決することに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。よって,そのように決しました。────────────────────── ○議長(皆川修一君) 次に日程4 議員の派遣についてを議題といたします。 本件につきましては,地方自治法第100条第12項及び会議規則第160条の規定に基づき,議員の派遣について議会の議決を行うものであります。 それでは本件について討論の通告がありましたので,許可いたします。 25番 西村公子君。 (25番 西村公子君 登壇)
    ◆25番(西村公子君) 日本共産党の西村公子です。 私は,議員団を代表して,議員派遣のうち海外視察について反対の立場から討論をいたします。 ただいま討論の対象となっておりますのは,地方自治法第100条12項及び会議規則第160条の規定に基づき,北信越市議会議長会主催のカナダ・アメリカ行政視察と国土交通省への予算要望に派遣しようとするものですが,そのうち,海外視察については,さまざまな問題点が指摘されています。 第1には,目的が不明確であるという点です。今回の内容を見ましても,例えばコロンビア大氷原やバンクーバー博物館,シアトルの中心街やスーパーマーケットなど,観光目的と言われても仕方がないものが組まれております。 第2に,今回1人派遣する経費が55万8,000円ですが,これだけの経費をかけていかなければならないという緊急性や切実性は内容を見ても認められません。しかも,経費全額を公費で出すという合理的な理由は見当たりません。 第3に,今回も,これまでも人選を行って派遣をするというのではなく,すべて議員個人の希望で決めております。内容に照らしてふさわしい人を派遣するという考え方が欠落しているのは大きな問題です。これでは市民に対して合理的な説明は到底できません。 第4に,最も問題なのは,市民感情に照らして理解が得られている状況ではないという点です。市民の暮らしがますます大変なとき,市議会でなぜ海外視察が必要かと多くの市民が疑問を投げかけております。市民オンブズマンからも繰り返し問題が指摘されています。ですから,全国的にも,また県内の各市議会でも中止あるいは自粛するところがふえています。 先日の新聞報道でも,小浜市議会は,97年から全国議長会主催の海外視察は取りやめているということです。よって,今回のような必要性,緊急性のない議員の派遣についての海外視察に反対するものです。 以上で私の反対討論を終わります。 ○議長(皆川修一君) 以上で討論を終結いたします。 それでは採決いたします。 本件につきましては,お手元に配付いたしましたとおり議員を派遣することに賛成の諸君の起立を求めます。 (賛成者起立) 起立多数であります。よって,そのように決しました。 ただいま議決いたしました議員の派遣について,派遣に係る期間,場所等に変更の申し出があった場合の取り扱いについては,議長に御一任いただきたいと存じます。────────────────────── ○議長(皆川修一君) 次に日程5 人権擁護委員候補者の推薦についてを議題といたします。 理事者より推薦理由について説明を求めます。 (市長 酒井哲夫君 登壇) ◎市長(酒井哲夫君) 現在16名おられます委員のうち,滝元敏文氏,中西美代子氏,柳本秀男氏,荒川洋美氏,上田雅明氏,古瀬彌氏の6名が,平成14年9月30日をもって任期満了となります。 人権擁護委員候補者の推薦につきましては,人権擁護委員法第6条第3項の規定により,「福井市の議会議員の選挙権を有する住民で,人格,識見高く,広く社会の実情に通じ,人権擁護に理解のある者」とされております。つきましては,再任候補者として滝元敏文氏,中西美代子氏,柳本秀男氏,荒川洋美氏,上田雅明氏,古瀬彌氏の6名を推薦いたしたいと存じます。いずれの方も,人格,識見ともに人権擁護委員として適任と存じますので,人権擁護委員法第6条第3項の規定により,議会の御意見を賜りますようよろしくお願いいたします。 ○議長(皆川修一君) ただいま説明のありました人権擁護委員候補者の推薦について,議会の意見を求められております。御意見はございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) 御意見なしと認めます。よって,候補者の滝元敏文君,中西美代子君,柳本秀男君,荒川洋美君,上田雅明君,古瀬彌君を適任と認め,その旨,答申いたしたいと存じます。────────────────────── ○議長(皆川修一君) 次に日程6 県都活性化対策特別委員会の委員の選任についてを議題といたします。 このほど県都活性化対策特別委員会委員のうち,1番 見谷喜代三君  11番 木村 市助君13番 宮崎 弥麿君  16番 田中 繁利君27番 中谷 輝雄君 以上,5名の諸君より辞任願が提出されましたので,委員会条例第14条の規定により,議長において許可いたしました。 お諮りいたします。 ただいま欠員となっております県都活性化対策特別委員会委員の選任については,委員会条例第8条第1項の規定により,議長より指名いたしたいと存じますが,これに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 それでは指名いたします。4番 川井 憲二君  15番 谷口 健次君29番 田辺 義輝君  36番 成瀬 亮一君 以上,4名の諸君を指名いたしたいと存じますが,これに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。よって,ただいま指名いたしました4名の諸君を県都活性化対策特別委員会委員に選任することに決定いたしました。────────────────────── ○議長(皆川修一君) 次に日程7 環境対策特別委員会委員の選任についてを議題といたします。 このほど環境対策特別委員会委員のうち,3番 稲木 義幸君  6番 松山 俊弘君9番 小林荘一郎君  15番 谷口 健次君33番 西村 高治君  35番 伊東 敏宏君 以上,6名の諸君より辞任願が提出されましたので,委員会条例第14条の規定により,議長において許可いたしました。 お諮りいたします。 ただいま欠員となっております環境対策特別委員会委員の選任については,委員会条例第8条第1項の規定により,議長より指名いたしたいと存じますが,これに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 それでは指名いたします。1番 見谷喜代三君  2番 畑  孝幸君11番 木村 市助君  13番 宮崎 弥麿君23番 宮崎 利道君  34番 山田 俊臣君 以上,6名の諸君を指名いたしたいと存じますが,これに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。よって,ただいま指名いたしました6名の諸君を環境対策特別委員会委員に選任することに決定いたしました。────────────────────── ○議長(皆川修一君) 次に日程8 市有財産対策特別委員会委員の選任についてを議題といたします。 このほど市有財産対策特別委員会委員のうち,2番 畑  孝幸君  4番 川井 憲二君23番 宮崎 利道君  29番 田辺 義輝君34番 山田 俊臣君  36番 成瀬 亮一君 以上,6名の諸君より辞任願が提出されましたので,委員会条例第14条の規定により,議長において許可いたしました。 お諮りいたします。 ただいま欠員となっております市有財産対策特別委員会委員の選任については,委員会条例第8条第1項の規定により,議長より指名いたしたいと存じますが,これに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 それでは指名いたします。3番 稲木 義幸君  6番 松山 俊弘君9番 小林荘一郎君  16番 田中 繁利君27番 中谷 輝雄君  33番 西村 高治君35番 伊東 敏宏君 以上,7名の諸君を指名いたしたいと存じますが,これに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。よって,ただいま指名いたしました7名の諸君を市有財産対策特別委員会委員に選任することに決定いたしました。────────────────────── ○議長(皆川修一君) 次に日程9及び日程10を会議規則第35条の規定により一括議題といたします。 事務局に朗読させます。 (事務局朗読)日程9 市町村合併対策特別委員会の設置並びに付託について日程10 市町村合併対策特別委員会委員の選任について ○議長(皆川修一君) まず市町村合併対策特別委員会の設置並びに付託についてお諮りいたします。 市町村合併に関する諸問題を調査研究するため,12名をもって構成する市町村合併対策特別委員会を設置し,これに付託の上,閉会中も御審査願うことにいたしたいと存じますが,これに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。よって,そのように決定いたしました。 次に市町村合併対策特別委員会委員の選任についてお諮りいたします。 ただいま設置されました市町村合併対策特別委員会の委員の選任につきましては,委員会条例第8条第1項の規定により,議長より指名いたしたいと存じますが,これに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 それでは指名いたします。8番 吉田 琴一君  10番 山口 清盛君11番 木村 市助君  13番 宮崎 弥麿君16番 田中 繁利君  17番 栗田 政次君27番 中谷 輝雄君  28番 高橋省一郎君29番 田辺 義輝君  31番 若山 樹義君33番 西村 高治君  35番 伊東 敏宏君 以上,12名の諸君を指名いたしたいと存じますが,これに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。よって,ただいま指名いたしました12名の諸君を市町村合併対策特別委員会委員に選任することに決定いたしました。────────────────────── ○議長(皆川修一君) 次に日程11 福井地区消防組合議会議員の選挙を行います。 このたび議員の辞職により欠員が生じたため,福井地区消防組合より推薦依頼が参っております。被選挙人は12名であります。 お諮りいたします。 この際,選挙の方法につきましては,地方自治法第118条第2項の規定により,議長から指名推選いたしたいと存じますが,これに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。よって,選挙の方法は議長の指名推選によることに決定いたしました。 それでは福井地区消防組合議会議員に,4番 川井 憲二君  6番 松山 俊弘君7番 石川 道広君  9番 小林荘一郎君11番 木村 市助君  13番 宮崎 弥麿君15番 谷口 健次君  21番 松宮 秀彦君24番 浦井美惠子君  25番 西村 公子君26番 松井乙右衛門君 32番 山崎 謙二君を指名いたします。 お諮りいたします。 ただいま議長において指名いたしました12名の諸君を福井地区消防組合議会議員の当選人と定めることに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。よって,ただいま指名いたしました諸君が福井地区消防組合議会議員に当選されました。 ただいま当選されました諸君が議場におられますので,会議規則第32条第2項の規定により,本席から告知いたします。────────────────────── ○議長(皆川修一君) 次に日程12 福井坂井地区広域市町村圏事務組合議会議員の選任を行います。 このたび議員の辞職により欠員が生じたため,福井坂井地区広域市町村圏事務組合より推薦依頼が参っております。選任する議員は3名であります。 お諮りいたします。 選任につきましては,議長から指名推選いたしたいと存じますが,これに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。よって,選任の方法は議長の指名推選によることに決定いたしました。 それでは福井坂井地区広域市町村圏事務組合議会議員に,22番 谷口 忠応君  24番 浦井美惠子君29番 田辺 義輝君を指名いたします。 お諮りいたします。 ただいま議長において指名いたしました3名の諸君を福井坂井地区広域市町村圏事務組合議会議員に選任することに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。よって,ただいま指名いたしました諸君が福井坂井地区広域市町村圏事務組合議会議員に選任されました。────────────────────── ○議長(皆川修一君) 次に日程13 各常任委員会の閉会中の所管事務調査についてを議題といたします。 各常任委員長から委員会条例第2条に掲げる事項について,今期委員の任期中,閉会中も所管事務の調査を行いたい旨の申し出がありました。 お諮りいたします。 本件は,各常任委員長からの申し出のとおり,閉会中の所管事務調査を行うことに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。よって,そのように決定いたしました。────────────────────── ○議長(皆川修一君) 次に日程14 議会運営委員会の閉会中の継続審査についてを議題といたします。 議会運営委員長から地方自治法第109条の2第3項の各号に掲げる事項について,今期委員の任期中,閉会中も継続して審査及び調査を行いたい旨の申し出がありました。 お諮りいたします。 本件は,議会運営委員長の申し出のとおり,閉会中も継続して審査及び調査を行うことに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。よって,そのように決定いたしました。────────────────────── ○議長(皆川修一君) 次に日程15 市会案第50号 食料・農業・農村政策に関する意見書についてを議題といたします。 提出者の説明は会議規則第37条第2項の規定により省略いたしたいと存じますが,これに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。よって,そのように決定いたしました。 それでは事務局に案文を朗読させます。 (事務局朗読)  食料・農業・農村政策に関する意見書 食料・農業・農村基本法の基本計画の中で,生産・消費の両面からの自給率向上対策や食生活を基本とした食の見直し,食農教育の推進,地元農産物を地元で消費する地産地消の取り組みを強く求めている。 一方,WTO農業交渉では,友好国と歩調を合わせながら,農業の多面的機能,食料安全保障を全面的に押し出し,真に公平で公正な新しい農産物貿易ルールを築かなければならない。またBSE問題や食品偽造表示問題により生産から流通への大きな不信感を招いており,信頼回復のための施策が必要となっている。 こうした農業・農村を取り巻く環境が大きく変革する中で,本市農業の基幹である米を初め農畜産物価格全体が急激に下落しており,農家の生産意欲は大きく減退している。 つきましては,生産者が自信と誇りを持って元気に農業にいそしめる施策が展開されるよう,下記事項について強く要望する。          記1 食料・農業・農村政策について (1)食料・農業・農村基本法を踏まえ,実効ある施策の展開と予算措置を講ずること。 (2)農畜産物価格が下落基調の中で,生産意欲を喚起し得る経営所得安定対策を構築すること。 (3)食生活指針を基本とした日本型食生活の確立と国内農産物優先の消費体制確立に向けた地産地消運動に対する支援措置を講ずること。2 米政策について (1)将来の水田農業基本政策のあり方など総合的な方向を明示した上で,個別対策を見直すこと。 (2)重要な施策の見直しに関しては,生産現場における理解と納得が得られることを基本とすること。 (3)本市の水田農業は,兼業農家を中心とした農家組合や集落営農によって成立しており,こうした担い手を政策の中に位置づけること。 (4)公平性の確保を第一として,生産調整実施者が実感できるメリット措置を講ずること。3 WTO農業交渉について (1)農業の多面的機能の発揮や食料安全保障を全面に出し,国内生産体制を基本とする新たな農産物貿易ルールの確立を目指すこと。 (2)米のミニマムアクセス数量については,米の輸入削減を強く主張すること。 (3)農畜産物輸入急増等の事態に発動できる新たなセーフガードを創設すること。4 農産物の安全の確保について (1)BSE発生や食品偽造表示問題に端を発した国民の不信に対応して,国内農畜産物生産流通システムの構築指導と,被害を受けた農業者への万全な補償を行うこと。 (2)海外から輸入される農産物,加工食品,飼料等については,国民が安全で安心できるものとなるよう検査体制を強化すること。5 国民的合意形成対策について (1)食料・農業・農村基本法やWTO農業交渉は国民的課題であり,国民に理解される啓蒙対策を積極的に展開すること。 (2)米を中心とした日本型食生活を進めるために,実効ある施策を積極的に展開すること。特に,子供たちが正しい食生活の習慣を身につけることができるよう,地元農産物を活用した米飯学校給食の拡充と食農教育を明確に位置づけること。 以上,地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。 平成14年7月5日                 福井市議会 ○議長(皆川修一君) お諮りいたします。 ただいま議題となっております市会案第50号については,会議規則第37条第2項の規定により,委員会付託を省略したいと存じますが,これに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。よって,そのように決定いたしました。 それでは市会案第50号について討論の通告がありましたので,許可いたします。 11番 木村市助君。 (11番 木村市助君 登壇) ◆11番(木村市助君) 改革21の木村でございます。 先ほど提出されました市会案第50号 食料・農業・農村政策に関する意見書について,我が改革21並びに賛成議員を代表いたしまして討論を行いたく存じます。 今農業・農村を取り巻く環境は大変厳しい状況にあることは皆様御承知のとおりでございます。特に,近年の米価の下落による農家所得の減少,輸入農畜産物の急増,担い手の高齢化の進行などは農家の生産意欲を大きく減退させており,このままでは農業離れが進み,過疎化の進行や耕作放棄地の増大など,農村地域全体の活力低下が懸念されるとともに,本市の均衡ある発展に大きな不安を抱くものであります。 農業は,食料の安定供給に加え,生産活動を通じ,自然・環境の保全など広域的な機能を果たし,健康で豊かな市民生活の安定向上に大きな役割を果たしております。農業・農村の発展は,本市の均衡ある発展の観点からも重要であることはだれもが信じているところでございます。 このようなときこそ,食料・農業・農村について,生産者のみならず,消費者を交えた国民の課題としてとらえ,農業・農村の将来展望を明らかにし,実現に向けた施策を計画的かつ積極的に推進していく必要があると考えます。 このためには,農業者が自信と誇りを持って生産にいそしみ,かつその努力が報われる農業施策の拡充が必要であると考えており,本意見書を採択の上,政府関係機関に対し強力に働きかける本案に対し,賛成を表明するものでございます。 議員各位の御賛同をお願い申し上げ,私の賛成の討論を終わります。 ○議長(皆川修一君) 次に25番 西村公子君。 (25番 西村公子君 登壇) ◆25番(西村公子君) 私は,日本共産党議員団を代表して,市会案第50号 食料・農業・農村政策に関する意見書について,賛成の立場から討論を行います。 この意見書案では,農畜産物価格が下落する中で,所得補償を求めていること,ミニマムアクセス米の輸入制限を強く主張すること,農畜産物の輸入増に対して,新たなセーフガード創設を求めていることなど,農家の切実な声に基づいて,これまで以上に具体的な要求をしていることは私たちも大いに賛同するものです。 さらに今農業経営を一層深刻にしているのが,BSE問題や食肉偽装問題,添加物の不正使用など,食の安心,安全にかかわる事件が続発していることです。この点についても,被害者への補償や輸入農産物などの監視検査体制を強化することは,農業者のみならず国民的な声であり,早急な改善を図るよう強い働きかけが必要です。 ただ,この意見書では,さきに上げた切実な要望に矛盾し,また日本農業を破壊に導くような基本法についての批判がない点や,水田面積の4割にもなる減反政策の転換などを正面から求めていない弱点もあります。今後,さらに国民の間でこの矛盾が激化してくることは明らかであり,これらの点を含めた要求運動を強めていくことこそ国民と日本農業を守る道であることを指摘いたしまして,日本共産党を代表しての私の討論を終わります。 ○議長(皆川修一君) 以上で討論を終結いたします。 それでは採決いたします。 市会案第50号については,原案どおり決することに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。よって,そのように決しました。────────────────────── ○議長(皆川修一君) 次に日程16 市会案第51号 道路財源の確保に関する意見書についてを議題といたします。 提出者の説明は会議規則第37条第2項の規定により省略いたしたいと存じますが,これに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。よって,そのように決定いたしました。 それでは事務局に案文を朗読させます。 (事務局朗読)  道路財源の確保に関する意見書 道路は,国民生活や経済・社会活動を支える最も基本的な社会資本であり,本格的な高齢化社会の到来を間近に控え,活力ある地域づくりや安全で快適な生活環境づくりを支援するため,高規格幹線道路から市町村道に至る道路網の整備が一層重要になっている。特に,本市においては,円滑な自動車交通を確保するための鉄道の立体交差化や幹線道路の整備,老朽橋のかけかえ,また高齢者が増加する中で,安全で良好な歩行環境を確保するためのバリアフリー化,地区を一体的に整備する土地区画整理事業など,本市が実施する事業の遂行を市民は強く望んでいる。 しかしながら,中部縦貫自動車道を初めとする高規格道路から市道に至るまでの道路整備事業の進捗状況はまだ十分でなく,何十年来,念願の道路が完成していない。安全で快適な街づくりを推進している本市にとっては,こうした事業の一日も早い完成が重要な課題であるとともに,その整備を着実に推進していく必要がある。そのためには,道路財源を確保することが極めて重要であり,国におかれては,道路特定財源制度が受益者負担の考え方に基づき創設されたものであることに配慮され,他の目的に転用しないように下記の事項を実現されるよう強く要望する。          記1 地方の道路整備を計画的に推進するため,道路財源を確保すること。2 平成15年度予算においては,新たな道路整備計画を策定し,地方の道路整備費を確保すること。3 中部縦貫自動車道を初めとする高規格幹線道路の整備促進を図ること。 以上,地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。 平成14年7月5日                 福井市議会 ○議長(皆川修一君) お諮りいたします。 ただいま議題となっております市会案第51号については,会議規則第37条第2項の規定により委員会付託を省略したいと存じますが,これに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。よって,そのように決定いたしました。 それでは市会案第51号について討論の通告がありましたので,許可いたします。 33番 西村高治君。 (33番 西村高治君 登壇) ◆33番(西村高治君) 私は,日本共産党議員団を代表して,ただいま提案されました市会案第51号 道路財源の確保に関する意見書について反対の立場から討論を行います。 この意見書は,結局のところ道路特定財源を現状のまま維持せよということでありますが,第1に,この考えは,今日の国と地方の公共事業に対する国民の批判,国会での論戦を踏まえておりません。それだけでなく,小泉首相は昨年の参議院選挙で,問題になっております道路特定財源を一般財源化することを公約いたしましたが,この公約を実行させない立場なのであります。これは到底容認できません。 第2に,政府の今年度の道路整備予算は全体として8.6%減少ですが,3大都市圏環状道路の整備費は,前年度比21%増,空港・港湾等へのアクセス道路整備費0.8%増など,幹線道路の整備に重点的に予算が確保されております。また高速道路網の整備を優先した政府の道路整備計画の方向も何ら変わっておりません。地方の一般道路の整備を進めるためにも,こうした浪費型の道路整備計画の見直しこそ要求すべきであります。 第3に,揮発油税,自動車重量税などの道路特定財源は,今日年間約5兆8,000億円に達しておりますが,この財源がすべて道路整備費に投入されるため,公共事業の中でも道路整備だけが突出する形になっております。一般財源化し,国民のために有効に使っていくようにすべきであります。政府も,この考えを認め,今年度予算で自動車重量税の一部を一般財源化しましたが,それは特定財源のわずか4%にすぎません。国民への公約どおり全面的な一般財源化を強く要求するものであります。 以上のとおりこの意見書に対する反対の理由を述べまして,私の討論を終わります。 ○議長(皆川修一君) 次に3番 稲木義幸君。 (3番 稲木義幸君 登壇) ◆3番(稲木義幸君) 改革21の稲木でございます。 先ほど提出されました市会案第51号 道路財源の確保に関する意見書について,我が改革21並びに賛成議員を代表いたしまして討論を行いたいと存じます。 今日本は,本格的な高齢化社会の到来を迎え,活力ある地域づくりや安全で暮らしやすい環境づくりが求められております。本市でも同様で,環境対策や都市再生に必要な事業である土地区画整理事業,鉄道の立体交差化,幹線道路,老朽橋の架け替えなど事業推進や,少子・高齢化に対応した生活空間形成としてバリアフリー事業の推進,中部縦貫自動車道を初めとする高規格道路の整備促進を図るなど,円滑な交通体系の形成,安全な歩行環境の獲得などを図らねばなりません。残念ながら,我が市の道路環境や都市環境はいまだ十分でなく,事業の進捗が鈍くなっているのが現状と言わざるを得ません。 このように,高齢者に優しい道路づくり,生活しやすい都市づくり,高規格道路の整備促進を図ることが急務となってきております。このためには,道路財源を確保することが重要なため,本意見書の採択を強く求めるものであります。 議員各位の御賛同をお願い申し上げ,私の賛成の討論を終わります。 ○議長(皆川修一君) 以上で討論を終結いたします。 それでは採決いたします。 市会案第51号については,原案どおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 (賛成者起立) 起立多数であります。よって,そのように決しました。 ただいま可決されました市会案第50号及び市会案第51号の字句の整理並びに取り扱いにつきましては,議長に御一任願います。 以上をもちまして本日の議事日程は全部終了いたしました。 ただいま市長から発言を求められておりますので,許可いたします。 (市長 酒井哲夫君 登壇) ◎市長(酒井哲夫君) 今回の6月議会定例会におきましては,人事案件を初め各種条例の一部改正並びに補正予算につきまして,慎重な御審議をいただき,妥当な御議決を賜りましたことに対しまして,心から厚くお礼を申し上げる次第でございます。 また今定例会を通じまして議員各位より御意見,御要望を賜りましたが,今後ともその趣旨を尊重しながら,各施策を積極的に推進してまいりたいと考えておりますので,議員各位のより一層の御支援をいただきますようお願い申し上げます。 今回御就任になられました各委員会の正・副委員長さん,各議員の方々におかれましては,今後ともそれぞれの分野において御活躍いただきまして,第五次福井市総合計画に掲げた,「市民と行政が連携,協働し,責任をともにする市民参画のまちづくり」の基本理念に基づき,「住んでみたい」まちの実現に向けた各種施策の推進に特段の御協力を賜りますよう切にお願いを申し上げる次第でございます。 とりわけ今般設立経費について御承認をいただきました新鉄道会社につきましては,今後の運営等諸課題がございますが,市民にとって,また市の発展にとって,残してよかったと言われるものになるよう努力をしてまいりたいと存じますし,また市町村合併につきましても,将来の福井市を展望する中で,積極的に対応してまいりたいと考えております。 今後とも,議会と御協議申し上げながら取り組みを深めてまいりたいと存じますので,御理解と御協力を賜りますようお願い申し上げます。 さて駅前,足羽山を中心といたしまして,「あじさいの街ふくい」のPRキャンペーン,「福井発味・彩・花だより」が開催されました。市の花でありますアジサイが,世界中を興奮させたワールドカップサッカーの日本と韓国のサポーターの服の色のごとく,赤や青に色鮮やかに咲いてキャンペーンを盛り上げました。 キャンペーンもワールドカップも成功裏に終わり,暑い夏を目前に控え,いましばらくはうっとうしい梅雨空が続きます。どうぞ議員各位におかれましては,健康に十分御留意をいただきまして,市勢発展のためさらなる御支援,御協力を賜りますよう重ねてお願いを申し上げまして,まことに簡単ではございますが,お礼の言葉とさせていただきます。どうもありがとうございました。(拍手) ○議長(皆川修一君) これをもちまして平成14年6月福井市議会定例会を閉会いたします。 御苦労さんでございました。             午後3時25分 閉会 地方自治法第123条第2項の規定により,本会議の顛末を証するため,ここに署名する。福井市議会議長                     平成  年  月  日署名議員                        平成  年  月  日署名議員                        平成  年  月  日 △〔参照〕              各 委 員 会 審 査 結 果 報 告 書           総    務    委    員    会番 号件            名審査結果第38号議案福井市議会政務調査費の交付に関する条例の一部改正について原案可決第1号報告専決処分の承認を求めることについて (福井市常勤の特別職職員の退職手当に関する条例の一部改正)承  認第2号報告専決処分の承認を求めることについて (福井市市税賦課徴収条例の一部改正)不 承 認第3号報告専決処分の承認を求めることについて (平成13年度福井市一般会計補正予算)不 承 認           建    設    委    員    会番 号件            名審査結果第40号議案福井市下水道事業の設置等に関する条例の一部改正について原案可決第41号議案字の区域の変更について原案可決            経  済  企  業  委  員  会番 号件            名審査結果第39号議案福井市中央卸売市場業務条例の一部改正について原案可決第4号報告専決処分の承認を求めることについて (平成13年度福井市農業集落排水特別会計補正予算)承  認            議  会  運  営  委  員  会番 号件            名審査結果請願第18号有事法制関連3法案に反対する意見書の採択を求める請願継続審議            予  算  特  別  委  員  会番 号件            名審査結果第32号議案平成14年度福井市一般会計補正予算原案可決第33号議案平成14年度福井市宅地造成特別会計補正予算原案可決第34号議案平成14年度福井市中央卸売市場特別会計補正予算原案可決第35号議案平成14年度福井市農業集落排水特別会計補正予算原案可決第36号議案平成14年度福井市福井駅周辺整備特別会計補正予算原案可決第37号議案平成14年度福井市下水道事業会計補正予算原案可決...